展示室案内EXHIBITION
鎌田共済会郷土博物館には様々な収蔵品があります。
香川に関する歴史資料を中心に、古文書、古書籍、絵図、写真、考古資料など約6万点を所蔵しています。
[主な資料]
久米通賢資料(重要文化財)、鉄地金銀象嵌獣面紋大刀柄頭(香川県指定文化財)、慶長版太平記(坂出市指定文化財)、考古資料、古文書、古書籍、絵図、写真、漆器、陶磁器、化石など
第1展示室切支丹宗門改めに関する資料
江戸幕府はキリスト教の信仰を禁止するために人々を仏教寺院の檀家に登録して、キリスト教信者でないことを証明する寺請制度を実施しました。また、定期的に宗門改帳を作成して禁教政策の維持に努めました。第1展示室では、これに関連した資料を紹介しています。

主な展示物
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切支丹類族町方預り御改書上(きりしたんるいぞく まちかたあずかり おんあらためかきあげ)
切支丹類族町方預り御改書上(きりしたんるいぞく まちかたあずかり おんあらためかきあげ)
1693(元禄6)年6月7日
縦32.0✕横46.3㎝
キリスト教信者の類族の動向について、変化がないことを報告した文書。 -
切支丹改宗門手形帳(きりしたんあらため しゅうもんてがたちょう)
切支丹改宗門手形帳(きりしたんあらため しゅうもんてがたちょう)
1781(天明元)年
縦32.0✕横23.0㎝ 竪帳1冊
高松藩の勘定人8人の切支丹宗門改帳 -
寒川郡宮西村切支丹宗門御改帳(さんがわぐんみやにしむら きりしたんしゅうもん おんあらためちょう)
寒川郡宮西村切支丹宗門御改帳(さんがわぐんみやにしむら きりしたんしゅうもん おんあらためちょう)
1809(文化6)年3月5日
縦29.2✕横23.2✕厚1.3㎝ 竪帳1冊
帳面には、宮西村の村人合計481人(男247人・女234人)が記載され、檀那寺として24ヶ寺の名前と押印が見られます。