展示室案内EXHIBITION
鎌田共済会郷土博物館には様々な収蔵品があります。
香川に関する歴史資料を中心に、古文書、古書籍、絵図、写真、考古資料など約6万点を所蔵しています。
[主な資料]
久米通賢資料(重要文化財)、鉄地金銀象嵌獣面紋大刀柄頭(香川県指定文化財)、内間銅鐸(香川県指定文化財)、慶長版太平記(坂出市指定文化財)、考古資料、古文書、古書籍、絵図、写真、漆器、陶磁器、化石など
第2展示室久米通賢資料室
江戸時代に鉄砲の製作や天文学、測量の分野で活躍し、坂出塩田を築いた久米通賢の足跡をたどりながら、重要文化財の古文書や器具類を中心に紹介しています。
また、常設展示室の一部スペースを利用したミニ展示もしています。
今回は、保管している展示目録から久米通賢関係資料の展示の歴史を振り返り、改めて郷土博物館における久米資料の重要性を考えます。

主な展示物
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星眼鏡(重要文化財)
星眼鏡(重要文化財)
久米通賢の自作と伝えられる天体望遠鏡です。
鏡筒および架台部はともに木製で、もとは三枚のレンズを持っていました。
計算上では内筒を伸ばさない状態で26倍の倍率を持ちます。 -
御内御用側量方位記乙(重要文化財)
御内御用側量方位記乙(重要文化財)
測量現場での野帳。測量地点の記号(イ、ロ、ハなど)と方位、測点間の距離が記録されています。
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地平儀(重要文化財)
地平儀(重要文化財)
測量器具で、目標とする地点の方位角を測る時に使います。久米通賢が製作した器具です。